6.1 旧足尾町

         予定と違って雨の上がりが遅い朝でしたが、所要があって足尾へ行くことになりました。
         今は足尾も日光市です。栃木県の25%を占める日光市・・・・
         みなさまニュースをご覧になられるときは気をつけてくださいね。福島に近い日光市、群馬の一部のような日光市・・・
         
         
         さて足尾と日光市は日足トンネルで繋がっています。
         仕事が早上りができた折などこの赤銅街道(あかがねかいどう)をドライブして群馬から帰宅した懐かしい道です。
         トンネルを抜けると雨が上っていました。神子内川(みこうちがわ)沿いの道を一気に下る。
         渓谷沿いの道は緑が美しく、懐かしい風景!カーブも体が覚えているかのよう・・・
6.1 旧足尾町_e0034313_7541786.jpg

         松木渓谷方面  かつては足尾銅山精錬所の影響で山の草木が枯れ、荒涼とした不毛の地でしたが、
                    ボランティアによる緑化事業が実を結び、緑の面積が広くなりました。
6.1 旧足尾町_e0034313_804741.jpg

         備前楯山方面  名前の由来は江戸時代、備前出身者が銅の露岩を発見したことから。
                    山頂には坑道に続く穴が開いているので、足元には注意しなくてはいけないが、
                    足尾町や日光連山の風景が素晴らしい所です。
                    歩く際は銀山平のかじか荘経由で舟石峠から・・・・
6.1 旧足尾町_e0034313_8135592.jpg

         松木川の色は・・・・・石見銀山の旅とかさなり、いろいろと昔を思いました。

もうすぐ、この山の奥、庚申山にコウシンソウの咲く季節です。今年も無事に咲いてくれるかな?
ちょっと山を歩きたい気分となるが、平日、このあたりの一人歩きは無謀ですので・・・・
知人の納屋にクマが住んでいた・・・なんて話もありますので、帰路は再び日足トンネルを抜けて日光植物園に寄りました。
                    
                    
by kimiko_shibata1 | 2012-06-07 08:23 | 山歩き | Comments(24)
Commented by hemi-kame at 2012-06-07 09:48
鉱山の廃坑・精錬所の廃屋は独特の雰囲気がありますね。
そして残された木造住宅などを見ると人の生き様がありありと浮かびます。
以前より緑が復活してきましたね、茶色の毒々しさまがまがしさが緑に覆われてきた感じです。

Commented by kanmyougama at 2012-06-07 10:51
鉱毒で多くの犠牲者を出した歴史は消え去ることはないですが、
緑の山ときれいな川を後世に残したい。
Commented by KawazuKiyoshi at 2012-06-07 12:11
あの足尾鉱山ですねー。
あそこも忘れられないところです。
日本人の歴史の健忘症には
本当に困ります。
再稼動なぞと、したり顔で叫ぶ政治家などは
特に、何も学んでいないかのようです。
でも
今日もスマイル
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 20:03
hemi-kame さま
思った以上に緑の回復が見られてうれしかったです。
植樹に毎年関わってはいませんが、下流域の農地の分析をしておりましたので
自然の回復はとてもうれしいです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 20:05
kanmyougama さま
歴史を忘れずに回復に努めるのが私たちの役目ですね。
そして、祖父も戦時中にここで働いたことを子や孫に伝えていくことが・・・
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 20:08
KawazuKiyoshi さま
自然の回復と事実の伝達、忘れないことが大切です。
我が家もここで労働した祖父がおりますから子供、孫に伝えていきます。
まったく、原発や東電問題、なにか政治家もしっかりと追及できないアキレス健をもっているのでしょうか?
なさけない現状です。
Commented by matsu_chan3 at 2012-06-07 20:12
こんばんは
あの足尾銅山ですね・・あの不毛の山に緑が甦っています。
自然が戻るのは嬉しいですね\(^o^)/
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 20:23
matsu_chan3 さま
鉱毒問題を起こした足尾銅山です。
毎年、植林が続いており復活しつつあります。
道路沿いの店も増えてうれしい再訪でした。
Commented by chibigon860 at 2012-06-07 21:24
こんばんは
草木を枯らしてでも 鉱山をよしとした時代が
あったんですよね
震災の後、福島の今と重なる気がします
緑が戻ってきて本当に良かったですね
Commented by azuminomasa at 2012-06-07 21:25
こんばんは
荒涼とした不毛の地だったとは思えないような新緑の美しさ、良い所に
なったようですね^^ ボランティアによる努力の結果だと思いますが
身近な自然が美しくなると見ている方も元気が出てきそうです^^ 
きっと、紅葉も綺麗でしょうね
Commented by mink330 at 2012-06-07 22:02
知らないものが見たら綺麗な景色と思うのでしょうが、
さまざまな歴史があるのですね。
緑もよみがえりよかったです。
川の青さは銅の影響ですか?
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 23:07
chibigon860さま
草木が枯れても銅は日本の主たる輸出品だったのです。
草木が枯れると土壌が流出し、足尾が閉鎖されてからも下流の渡良瀬川流域で被害が出ました。
田中正造という素晴らしい政治家がいました。今の議員とはちがい、亡くなったときは信玄袋ひとつ・・・・
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 23:11
azuminomasa さま
こうして復興の意思が繋がれるといつか福島も蘇るときが来ると信じたいのですが、
原因と今の政治では未来が心配です。
備前楯山の紅葉は素晴らしいです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-07 23:14
mink330 さま
日本の各所にこうした歴史がありますね。
歴史を忘れず、子孫に伝えて行かなくては。
また、福島の復興も信じて全国での運動が必要かと思います。
川の色は銅の色です。

オオジシギのディスプレイフライト、見事キャッチしましたね。
Commented by ひーちゃん at 2012-06-08 20:11 x
鉱毒で多くの犠牲者を出した足尾銅山に
これほど緑がもどっているとは知りませんでした
人間は愚かですが それに気付いてそれを改める
知恵も同時に持ち合わせています
美しい日本の自然を後世に残すのも私たちの責任ですね
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-09 04:52
ひーちゃん さま
足尾の自然の回復、随分と緑の山になっていてうれしかったです。
下流の渡良瀬川流域の影響について長いこと関わっておりました。
銅山事業は国を支えたものですが、影響について無知だった時代があったのです。
いまの原子力関連の事業と通じるものがあります。
再開が話されていますがしっかりと見極めてほしいです。
きれいな自然をのこしたいですから・・・
Commented by goldfrog1103 at 2012-06-09 05:46
これが足尾銅山跡地なんですね。
緑に囲まれて 美しいのですが、歴史は暗いですね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-09 20:33
goldfrog1103 さま
それぞれ、時代や立場によっていろんなことがありました。
禿山が復活している今、今度は大震災や原発事故・・・
その方面の復興が大切かとおもいますが、なかなか話が先にいきません。
歴史から学ぶことも重要です。
Commented by yuta at 2012-06-13 12:23 x
こんにちは
新緑がきれいですね
こういうところをゆっくり歩きたいけど、
クマが出るのではそうもいきませんね
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-06-13 15:42
yuta さま
随分と緑が復活した足尾でした。
ヒトと熊の棲み分けができない時代にしてしまいましたから
こちらが気を付けませんと・・・・
動物も受難な時代です。
Commented at 2022-01-16 10:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 伊藤祐奈、葉月めぐ at 2022-01-16 10:23 x
仲嶺亜也菜、佐々木華奈
Commented by 足尾銅山 at 2022-01-16 10:23 x
足尾銅山
Commented at 2022-02-28 21:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
<< 6.1 日光植物園(1) 身近な風景 >>