三毳山のユキワリソウが頃合いと聞いて行ってみました。
今年はちょうど咲き揃った時期にぶつかり、たくさん咲いていました。可愛い花たちです。 一時は盗掘で少なくなりましたが、このところ落ち着いてきたようです。 昔はミスミソウがあったのですが・・・・・・ 都会からはアクセスのよい低山、人気の山です。慣れると20分で稜線に出られますからトレーニングとしてもいい所。 モズ 百舌鳥 「百舌鳥の高鳴き75日」など天候と農作業に合わせたことわざがあります。 私が疑問なのは、百舌鳥が他の鳥のように鳴くことがあります。 ききなしについては、まったくわからないのですが、 「なんだヒヨか」とおもったら百舌鳥だった、「ホオジロかな?」とおもったら百舌鳥だった・・ということがあります。 理由は諸説あるのですが、どれも確定ではないようです。モズに聞かないと分からないのでしょう。 アセビ 馬酔木 Pieris japonica subsp. japonica 万葉集にも詠まれている植物です。「磯の上に生はる馬酔木を手折らめど見すべき君がありと言はなくに」 中国にも分布するが、深山のため、馬も毒とは知らなかった。その馬が人とともに日本にわたってきて馬酔木を食べてふらつき、この名が付いた。 日本に本来生息している動物はアセビを食べない。奈良公園は馬酔木の名所でもある。 シシクワズ、シカクワズの別名もある。馬酔木には有毒アルカロイドが含まれる。 この毒性を利用して殺虫剤として利用された。馬酔木の方言にはウジハライ、ウシノシラミトリなども・・・ アシビという地方もありますね。みなさまの地方はどのように言いますか? アセビは「古今集」をはじめ、平安文学では全く姿を消すそうである。馬酔木に魔性を感じたからでしょうか? 江戸時代になって園芸種として人気となりました。
by kimiko_shibata1
| 2013-03-15 04:47
| 山歩き
|
Comments(36)
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goldfrog1103 at 2013-03-15 05:18
みすみそうは花色がいろいろあるのですね。
変化が楽しい花です。此れだけたくさん咲くと、繁殖力が強いのでしょう。そろそろ馬酔木?
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matsu_chan3 at 2013-03-15 06:44
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うわつ
at 2013-03-15 08:45
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hemi-kame2 at 2013-03-15 09:07
ユキワリソウは可愛いですねぇ。
1枚目のちょっとふくよかな花びらの雪割草が越後の子供のほっぺの色に似て良いですね。 漢字で雪割草と書くとイメージが膨らみますね。 アセビの謂れとその後については面白く読みました。
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namiheiii at 2013-03-15 09:44
三毳山で雪割草が見られるのですか!行ってみたいですがもう遅いかな?
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kanmyougam at 2013-03-15 11:52
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tamayam2 at 2013-03-15 16:11
ああ、うらやましい!私の大好きな雪割り草です。
きれいに撮れていますね。もう春なんだ!!
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:35
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:36
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:38
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:40
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:46
namiheiii さま
この写真は3月6日のもので、まだ蕾はありましたのでご覧になれるかと思いますが、・・・ 最盛期は過ぎているでしょう。 三毳山南口駐車場(一番上:無料)から10段ほど上がった所ですので多くの方にご覧いただけます。 三毳山、今は北口でアズマイチゲ、フクジュソウ、彼岸の頃にはカタクリでにぎわいます。 北口のカタクリをご覧になられるには、西口無料駐車場から無料のシャトルバス利用が便利です。 北口は有料で駐車場が狭いので混雑します。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:47
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kimiko_shibata1 at 2013-03-15 18:49
tamayam2 さま
ミスミソウとセツブンソウは同じころですので、来年お時間を作ってください。ご一緒しましょう。
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sakusaku_fukafuka at 2013-03-15 20:56
黒と白しか無いわがブログとは大違い。
こちらは百花繚乱ですね。 アセビはこんな色のものもあるのですね。 私は白だけかと思いました。 写真家の故・入江 泰吉さんの風景に憧れて良く通いましたが、奈良の東大寺付近にはこの花がいっぱい咲いてますよ。 (入江さんのご自宅は南大門の近くにありました)
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chibigon860 at 2013-03-15 21:01
ユキワリソウ沢山咲いていますね
いいタイミングで行かれましたね 春になってモズを見る回数が増えたように思います 言われてみると鳴き声が違うようです すぐそばまで来ますが何故鳴き方が違うかは 教えてくれませんね 馬酔木 白だけですが花壇に植えてます
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asitano_kaze at 2013-03-15 22:10
いいですねぇ。
こんな可愛い花々がかたまって咲いているのを見ると、うきうきしますね。 淡い花の色合いが優美さを醸し出していますね。 モズはちいさいながら猛禽としての存在感がありますね。 白もいいですが赤いアセビも美しいですね。
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ななごう
at 2013-03-16 03:59
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 06:35
sakusaku_fukafuka さま
まだ白銀の世界ですね。でも所々岩が顔を出して鋭い季節でもありますね。 一気に一層きれいな花が咲くことでしょう。 私は京都まではよくいきましたが、奈良は修学旅行を含めて2度・・・ それがこの秋、地元在住の学友が奈良でクラス会を開いてくれることになって楽しみにしている所です。 入江写真記念館も予定にいれてあります。 そんなこともあって馬酔木の話題を・・・・
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 06:37
asitano_kaze さま
百舌鳥は一見して覚えやすい鳥でしたので、親近感があります。 鳴き声もきれいで・・・猛禽というのも・・・・ 毎年、仕事帰りに寄っていたところですが、今年は一番華やかに咲いているときに行ったようで、きれいでした。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 06:40
ななごう さま
写真のものはこのユキワリソウの枯れた葉っぱだと思います。 もう姿を消していく、スプリングエフェメラルです。 開発された三毳山は残念なのですが、こうなって多くの都会の方や地元の公園として親しまれ、それはそれでいい存在・・・と感じられるようになりました。 鳥も豊富ですし・・・・ 昔の姿を知っている者には寂しさ、不快さもあったのですが・・・・
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school-t3 at 2013-03-16 10:11
ウジハライ、ウシノシラミトリとはまた大変な名前ですね。
アセビといえば私は「さだまさし」^^ 今日はとっても勉強になりました。 百舌は声色使いなんでしょう? 雪割り草が「〇カタ」園芸通信で特集になっていました。 他にもいろいろ買っちゃったから今年はダメだったけど 今度また見つけたら絶対買おうと決心しました。 ほんとに綺麗ですね~
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 19:03
chibigon860 さま
百舌鳥はこれから目立つと思います。鳴き声がきれいです。 「百舌鳥のはやにえ」なども見つかるといいですね。 東京のサクラ、chibigon860 さまが上京なさる頃満開だといいですね。 随分と開花が早いです。 もう植物の暦が混乱しています。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 19:05
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kimiko_shibata1 at 2013-03-16 19:07
ポンタロウ さま
歩け歩け・・・で少しスリムになられたのでは? まったくお腹が邪魔な時が多々あります。(苦笑) 最近、購入したカメラは液晶画面が可動式のもので幾分救われます。 息を止めてシャッターを切るとくらくらしますね。
春の息吹きを感じますね。
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ae_aole at 2013-03-16 23:04
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borancha at 2013-03-17 00:09
ユキワリソウは原色に近い花色が多く、すっきりしていてとても好きです。
今年はまだ見に行っていませんが、庭の直植えの一輪だけ毎年咲いてくれます。
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nenemu8921 at 2013-03-17 01:06
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kimiko_shibata1 at 2013-03-17 06:40
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kimiko_shibata1 at 2013-03-17 06:43
ae_aole さま
そう、みんなスマイルです。花はそうして私たちを和ませてくれますね。 昨日はPENのバックナンバーを図書館で楽しんできました。 どうかかわられていらっしゃるか存じませんが、この本を読むといつもちょっと背筋が伸びる気持ちになります。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-17 06:45
borancha さま
このところ、ちょっとご無沙汰を! 花の開花が、例年と違っていて、小回りの利かない私はウロウロしています。 このあたりでは、スプリングエフェメラルとして、初めの花・・・色がきれいですし、形もかわいい花たちです。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-17 06:55
nenemu8921 さま
話せば長くて悔しい歴史が・・・・(微笑) 実は三毳山には昔、自生のミスミソウが咲いておりました。 この山全体が、公園化したこと、自生地が駐車場近くであり、手軽に入れたこと・・・・などなど ミスミソウはもちろん、そのあと植栽されたユキワリソウも植えては盗掘、植えては盗掘の繰り返しとなったのです。 現在、ミスミソウが残っているかどうかは不明です。 ただ、ユキワリソウとしては落ち着きまして今年はずいぶんと咲いておりました。 北斜面のカタクリもどういうわけか、ゆっくり花を楽しめる雰囲気ではなくて、マナーの悪いカメラマンに占領されたしまうようです。 こうした微妙な花を撮影する時には花のそばに三脚など使用しないでほしいのですが・・・ 野のカタクリをご覧になられたいときはご一報を・・・古賀志山のカタクリを案内させていただきます。 春本番ともなりますと、胡四王山のカタクリとヒメギフチョウを思います。
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nenemu8921 at 2013-03-17 21:09
kimikoさん。そうだったのですか。
私は撮影の激戦地?に縁がないからか、ひどいカメラマンに出会ったことはありません。 そんなおはなしを伺うと、写真を撮るのも、加害者になるようで、ツライですね。
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kimiko_shibata1 at 2013-03-17 22:54
nenemu8921 さま
いろんなことがあります。私だって気を付けていますが、知らずに糸のような芽を踏んでいるかもしれません。 充分に心していますが・・・・ 夢中になると異常な世界になってしまうのでしょうね。 一人、野山を歩くのが好きです。
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