トランペッターの休日

            連れ合いは倉庫番と喇叭士を掛け持ちしておりますので、なかなか「一日24時間休日」という日がありません。
            今年は5,6日連休となり、お天気も良く・・・・・
            「生きている化石」とか「春の女神」と言われるヒメギフチョウを見に行こう・・・ということになりました。
            見に行こう!といっても現地で会えるかどうかは・・・・???
            こちらの桜と違って春が遅い感じの登山口、風も冷たく・・・・・
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                    谷川岳のトマの耳、オキの耳もしっかりと見えました。雪もまだまだ・・・・
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                    子持山の「獅子岩」も・・・・
                    この獅子岩は火口内で固まっていたマグマが浸食で出てきたもので地質学上貴重です。
                    どちらの山も懐かしい風景・・・・・

さて、赤城山はヒメギフチョウの飛び地で貴重な所、以前は赤城山の南面にも生息していましたが、
近年ではここだけ・・・・地元の小学生とPTAのみなさんの奉仕と渋川市のバックアップで頭数はわずかですが、毎年こうして見られます。
昨年は天候も悪く、いい画像が写せませんでしたが、今年は幸運でした。
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                今年、最初に見たヒメギフチョウ  Luehdorfia puziloi まだ羽化したばかりのよう・・・
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                 長い毛が多いのでオスかもしれません。
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                    ぶれていますが、元気な証拠、あえて動きのあるものを・・・・・
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                    ウスバサイシン  Asarum sieboldii  
                       この植物がヒメギフチョウの食草・・・ギフチョウの食草はヒメカンアオイ
                       これら植物の違いからギフチョウ、ヒメギフチョウの分布が決まります。
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                    少々枯れかけたカタクリの花であった。ここ赤城山ではカタクリの終わりの頃にヒメギフチョウが羽化します。
                    そのため、ヒメギフチョウはサクラやスミレから吸蜜するそうです。
                    また、オスの蝶は山頂に自分のテリトリーを確保し、メスが登ってきて交尾、
                    メスは山を下りたところのウスバサイシンに卵を産み付けるそうである。
                    昆虫の生態はいつ聞いても神秘さを感じます。
                    この営みを絶やさないよう年間を通して守ってくださっている方々に感謝です。
                    とてもいい休日でした。




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            はっきりした画像ではありませんが、→のところに二頭のヒメギフチョウが見られます。
            自分のテリトリーに入ってきた別の蝶を追っているのです。この後、ぶつかり合って追い出していました。
            小さな生き物も頑張っていますね。
by kimiko_shibata1 | 2013-05-06 05:05 | 山歩き | Comments(38)
Commented by goldfrog1103 at 2013-05-06 05:45
ヒメギフチョウ キチョウなものを見せていただき、ありがとうございます。食草があるからちゃんとここにゆけば見れるのですね、最高です。
Commented by nenemu8921 at 2013-05-06 07:46
まあ、よかったですね。
心がけのよい人は報われますね(^_-)-☆
感激したでしょう。
たいそう、嬉しく拝見しました。
Commented by kanmyougam at 2013-05-06 10:12
kimiko_shibata1さん。
工房に帰っていますがこれからまた空港へ行きます。
ヒメギフチョウが見られてよかったですね。
何よりご夫婦での散策が最高によかった。
女に見られたら忘れられない貴重な日になりますね。
Commented by hemi-kame2 at 2013-05-06 11:09
ヒメギフチョウが大きく撮れましたねぇ。
この時期だとカタクリ、スミレぐらいしか蜜がないのですね。
ツツジはもう少し後なんですかねぇ。
なにはともあれ遭えて良かったですね。
Commented by school-t3 at 2013-05-06 11:11
素敵なご主人なんですね。
山登りは本格的になさるんですね。
私は山は見上げるだけ。。_(^^;)ゞ
Commented by namiheiii at 2013-05-06 12:22
貴重な蝶の羽化直後の貴重な写真ですね。居ながらにして見られるなんて感謝です。吸蜜に懸命なヒメギフチョウ、ウスバサイシンのこんなアングルも素晴らしい。
Commented by KawazuKiyoshi at 2013-05-06 13:49
これがヒメギフチョウですか。
蝶々を見に行くのも優雅ですね。
静かな連休になりました。
今日の講義が休みだから・・・
ふふ
今日もスマイル
Commented by kainaka-2 at 2013-05-06 16:37
1枚目のような山風景、特に目を引かれます。
昨日更新した立山連峰にも似てますね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 17:50
goldfrog1103 さま
蝶である期間は10日ほどなので行けばみられるという確証はないのですが・・・
また、花と違って動きますし・・・・
今回はラッキーでした。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 17:53
nenemu8921 さま
心がけはハテナ?ですが・・・・
10頭ほどという話ですので、幸運でした。
雷雨、突風だった昨年と違って、山頂で守る会の方々とも話も出きました。
2/3ほど登ったところで、飛んでいたのを発見しました。やはり季節限定ですし、120kmも走ったわけですからうれしかったです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 17:55
kanmyougam さま
空港展、にぎわっているのでしょうね。いつかお訪ねしたいと思います。
今年はしっかりとヒメギフチョウを写せました。
やはり自然の営みは神秘ですね。
後半、お疲れもたまるかと・・・ご自愛ください。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 17:58
hemi-kame2 さま
今年は特にカタクリと時期が違い、桜の花に多く来ていたそうです。
微妙な自然界ですね。
ウスバサイシンも小さくて・・・心配されていました。
はるばる行きましたからあえてよかったです。
登山口に数台の車がありましたが、風は冷たく、昨年より花が少なくて駄目かと思いつつ登りましたから・・・
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 18:02
school-t3 さま
本格的な山屋ではありませんでしたが、日光・尾瀬を中心に花を見ながら歩いていました。
ここ5~6年ほどは、母の介護が重くなり、また、仲間が相次いで2人なくなりまして近郊の里山だけになりました。
そちら方面では甲武信岳が好きです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 18:03
namiheiii さま
はるばる出かけて、最近登らなくなっていましたから急登にふうふう・・・
あえてよかったです。
ウスバサイシンは登山道の脇、斜面の少し上にありましたのでいい具合に撮れました。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 18:07
KawazuKiyoshi さま
学生さんも休講を喜びますが、実は教員も・・・・ふふっ・・
月曜日の授業は授業時間が少なくなって今の方式の影響が出ますね。
ヒメギフチョウ、優雅に飛んだかと思うと別の雄が入ってくると急降下して追い払ったり・・・・
そんなショーを見ながらのおむすびは最高でした。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 18:12
kainaka-2さま
雪の多い谷川でした。一方には上州武尊も雪の多い状態でありましたが、林の先で写真はどうも・・・・
富山方面への旅、よかったですね。
私が竹田城跡に憧れているのを知ったのでしょうか、友人が竹田城跡のフォルムカードを神戸の郵便局から送ってくれました。
Commented by tanuki_oyaji at 2013-05-06 19:27
kimiko_shibataさん、こんばんは〜♪
これは素晴らしい、天然ものの生き物に出会えるなんてホントに運が良いんですね。
たしか日本の固有種だったと思いますが増えて欲しいですね。
昨日私は出かけた山中でエルタテハを見ることが゛てきました。
Commented by matsu_chan3 at 2013-05-06 19:46
こんばんは
ヒメギフチョウに出会えて良かったですね!
蝶の模様は実に見事なアートですね\(^o^)/
こちらでも寒いのにぼちぼちチョウの姿を見かけるようになりました。
Commented by asitano_kaze at 2013-05-06 20:22
谷川岳の冠雪、美しいですねぇ。
山にすばらしい名前がついているのですね。
ヒメキフチョウ、出会えたのですね。そりゃよかったです。
羽化したばかりの姿、初々しいです。
ウスバサイシンが食草なんですか。
カタクリの花とのコラボ、最高です。
Commented by chibigon860 at 2013-05-06 21:09
ご夫婦で同じ趣味を持つなんて
ステキです
ヒメキフチョウ こんな美しい蝶が
いるんですね 本当に美しい
Commented by ae_aole at 2013-05-06 21:15
GWも終わりましたね
最終は気温も高く清々しさを感じられ
締めくくりには好かったです♪
Commented by mink330 at 2013-05-06 21:15
ヒメギフチョウの観察素晴らしいです。
kimikoさんの植物や蝶そのほかの生き物に対する
造詣の深さに、底の浅い私はただただ尊敬するばかりです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:15
tanuki_oyaji さま
tanuki_oyaji こそ、いつもいろんな鳥と出会えて・・・
運だけでなく、いろいろと条件を考えて歩いていらっしゃるのでしょうね。
私のは情報をいただき、行ってみるだけで・・・・
ギフチョウは日本固有種ですが、ヒメギフチョウは違います。残念ながらjaponicaではないのです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:17
matsu_chan3 さま
北海道は残念な連休でしたね。
蝶の模様、その生態は素敵です。
自然界のアートもいいですね~
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:23
asitano_kaze さま
谷川はかつて魔の山と言われていますが、天神尾根からのルートは爽快な稜線歩き、高山植物も見られていいやまです。
手前の・・・奥の・・・耳(猫の耳ににているから)・・・面白い名前です。
ヒメギフチョウを実際に見る機会は少ないので、見られてよかったです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:26
chibigon860さま
今では共通の趣味になっています。
かつては「山へ行くのはトランペットを吹くための肺活量維持、体力維持のため」と言っていた夫です。(笑)
残念ですが、四国・九州にはギフチョウ、ヒメギフチョウはいません。
関東でもごくわずかな生息地だけです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:27
ae_aole さま
「終わりよければすべてよし・・・」といった連休でしたね。
我が家も思いのほか、いろいろと楽しみつつ過ごせました。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-06 21:28
mink330さま
思いがけず、遠征ができて、蝶にもあえて、息子夫婦の所にも寄れました。
高速がつながり、時間短縮になりました。
Commented by koneko3y at 2013-05-06 22:26
ヒメギフチョウに逢えてよかったですね。
蝶のように動くものはタイミングがずれると逢えずじまいですが、
心がけがよかったようですね。
ドライブ中に、山などの風景が見えるのがとても気持ちよいです。
今日もこちらでそんな気分を味わえました。
Commented by うわつ at 2013-05-06 23:11 x
何事も思い描いたようには行かないのですが
珍蝶に出会えたことに拍手です。
日頃の行いが良いご褒美ですね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-07 06:54
koneko3y さま
時期は昨年と同じでしたが、今年の気候は変ですからあえるかどうか・・・
登山口ではまだ桜で・・・ウスバサイシンも小さくて・・・
でもふわっと飛んで来てくれました。
雪の山並みは私も好きです。登った山ですと一層うれしいです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-07 06:55
うわつ さま
まったく人生も、自然界との接点も思うようにはいきません。
この出会いはひたすら運が良かったのです。
今年は天候にも恵まれました。
ちょっとこの山奥まで一人では・・・・・
Commented by school-t3 at 2013-05-07 08:44
甲武信岳・・初めて聞く名前だったので検索しました。
>千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地
だったんですね。驚きました。
西沢渓谷から上れば6時間ほどもかかるらしい・・・・
大変な山ですね~
「散歩風景」の意味が分かりました。
Commented by tamayam2 at 2013-05-07 19:10
うわぁ~すごい!!赤城山の近くにおられるのだもの。
ぜひ、見てみたい光景です。よかったわね、ヒメギフチョウに
会えて。お連れ合いが付き合ってくださってよいGWでしたね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-07 19:34
school-t3 さま
調べてくださったのですね。お気づきと思いますが、甲州、武州、信州の国境…ネーミングも素敵です。
西沢渓谷からの道は、シャクナゲのトンネルの下を登ります。ちょうどこれからですね。
最近は「山歩風景」は名ばかりになりましたが、ブログのお友達もそのままでいいのでは・・・と。
なかなか山へは行けなくなりました。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-07 19:39
tamayam2 さま
念願の写真がようやく撮れました。
カタクリは少々枯れかけているものでしたが、ここではカタクリとヒメギフチョウの時期が少しずれるということ・・・
もう満足です!
10頭位生息している中の半分ほど確認できて、しっかりと写せました。
蝶は倉庫番の昔からの趣味でして、本人も大満足!
昔、子供が小学生のころは赤城南面で見られたのですが・・・・・
Commented by 標高480m at 2013-05-07 22:07 x
ヒメギフチョウ、原始の蝶、愛おしい姿ですね。
こちらは先日春初めてのアゲハチョウを見ました。昨日は小国町、カタクリが満開でした(なかなかアップできませんが)。

トランペッターの休日、お休みと言っても蝶探しで大忙し? Rアンダーソンの曲のようですね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-05-07 22:31
標高480m さま
ヒラヒラと飛ぶ様子はなんとも風情がありました。
しかし、いったん他の雄が侵入するとすごい勢いで追い出すのですね。

小国のカタクリ・・雪が遅くまで残った中、きれいだったでしょうね。
曲にひっかけて、遊んでみました。あれほど忙しくはなかったと思いますが、風邪を引いたよう・・・
うつされたら大変!
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