尾瀬散歩(4)

「花と樹と風の中Ⅱ」のkameさまが素敵なお話を書いてくださいました。
「声変わりと子別れ」・・・
写真と一緒にお楽しみください。
         昨日の朝はまた雨・・・・・
         ビワのコンポートなど作っていると久しぶりに青空とまぶしい太陽!
         しかし、午後はまた雷雨に・・・・・
         この一週間のお天気を振り返ると尾瀬を歩いた日は幸運だったです。
         今日は「鳥編」を・・・・
            イワツバメの動きは早く、なかなか追いつけません。ご笑覧ください。
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              何度も水を飲みにやってきます。尾瀬の水は手を入れていられない冷たさです。
              空のペットボトルを持っていき、尾瀬の水をいただいて帰ります。
              帰りの方が重たい荷物、でも、この水でコーヒーやお薄をいただくと美味しいです。
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   お母さん「この子たちとも別れなければいけないわね」
       「どの子が先か試してみようかしら」・・・と普段考えてることを声にださないで思いました。

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        お母さん「もう、お前たちは大きくなったのだから、もうケンカをしないで!」
            「どっちが先に別れるか、今日はここで決めます」
           子A「もう別れるの?オレ独り立ちできないよ、餌の種類もまだ良く分かんないし・・・」・・・とちょっと大人びた低い声で親に訴えていました。

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             子B「私はまだ餌が上手く捕れないの」「お母さん、置いて行かないで」
                  ・・・・・どこかまだ幼声で真剣に訴えました。
             お母さん「そうだね、雛のときお前はいつも餌もらいが遅かったからね」
               ・・・・そうつぶやいたと思ったら子Bと一緒に飛んで行きました。

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               子A「チェッ、もう赤ちゃん声は出ないんだなぁ」
                 「オレも大人かぁ、大人の実感ないけどなぁ、何か淋しいなぁ」
                  「もう1回声が変わったら、その時は良い娘を見つけて歌を聞かせてやろうか」
             こちらは鶺鴒一家?・・・・
             なにやら喧々諤々・・・・そして、この一羽だけ残りました。お話のような雰囲気でした。こうして一人前になるのでしょうね。
             kameさま、素敵なお話をありがとうございます。
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         ちょっと寄り道して高台から見るこの風景が好きです。木道、木の階段で登りやすくなりました。
by kimiko_shibata1 | 2014-06-30 06:46 | 山歩き | Comments(19)
Commented by kanmyougam at 2014-06-30 08:18
おはようございます。
難しい小鳥の撮影に成功しましたね。美味しいコーヒー用の尾瀬の水よかったですね。
Commented by hemi-kame2 at 2014-06-30 10:09
山のツバメ、何だか平和にな日に感じます。
セキレイ一家はもめごとがあったようですね。
セキレイの最後の写真、ケンカしてつまらなそうに見えるのが面白いです。
ラスト、高地高原の雰囲気たっぷりですねぇ、良いなぁ。
Commented by school-t3 at 2014-06-30 13:14
鶺鴒さんたち、家族かな?
ドラマを見ているみたいですね。
何を話しているんだろう、と想像してしまいます。

尾瀬の水はそんなに冷たいんですか?
どうしてだらう?
Commented by asitano_kaze at 2014-06-30 16:37
ほんとに天候が急変しますね。
イワツバメ、一瞬すれ違う程度で、こんなふうにゆっくり観察したことがありません。
腰の白が美しいです。
やはり美味しい水だとコーヒーも美味しくできるんですね。
ハクセキレイ親子、何を話しているんでしょうね。
翻訳機があれば、面白いでしょうね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-06-30 20:05
kanmyougamさま
どうもすっきりとは写せなかった鳥たちですが、何やら面白い風景意でした。
尾瀬の水はおいしいです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-06-30 20:07
hemi-kame2 さま
鶺鴒一家、どうやら、やはり、もめて見えますね。
kameさまなら楽しいストーリーを語っていただけそうです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-06-30 20:09
school-t3 さま
鳥たちもいろいろと問題があるのでしょうね。
面白いシーンでした。
この時期の尾瀬はようやく雪が解けたころで、山々から長い時間かかって湧き出す地下水は冷えています。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-06-30 20:11
asitano_kaze さま
イワツバメ、何度も水を飲みに来るので、きちんと写っているかと期待しましたが、
帰宅してよく見るとどうもすっきり見えません。
土の色と保護色のような・・・・
動きもすばしこいですね。やっぱりツバメ!
鳥語翻訳機あったら面白いですね。
Commented by koneko3y at 2014-06-30 22:10
尾瀬の水を飲んでいるイワツバメに対して
我が家の近くでは駐車場の水たまりの水を
飲んでいるツバメが可哀想になりました。
Commented by zao480 at 2014-07-01 00:05
セキレイはどこでもひょうきん者ですね。
尾瀬の水は冷たく美味しいですか。我が家の水も水道とは名ばかり、約1キロ上の山水で消毒もほとんどしていない、なかなかの味です。

晴れの登山でなによりでした。木の階段、足にはソフトでいいですが、雨の日は滑りませんか? 標高ダンナは雨の八甲田山ですってんころりんしていました。
Commented by matsu_chan3 at 2014-07-01 05:25
おはようございます
イワツバメも速くて飛翔を撮るのは難しく苦労します。
ハクセキレイも繁殖しファミリーをよく見ます。
色が薄いベージュですが親から餌を貰っていたのでしょう\(^o^)/
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-07-01 06:03
koneko3y さま
鳥も地球環境悪化で苦労しているでしょうね。
花も尾瀬で見る花は一段と輝いて・・・・見る私の気持ちでしょうか?
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-07-01 06:09
zao480 さま
そちらは蔵王の何十年も、いえ、何百年かな?前の水が湧き出ておいしいでしょうね。
晴れていても木道歩きは疲れますので好きではありません。
至仏山から直線的に山の鼻へ降りる階段など大変
八甲田山の下りも嫌になるほどの木段でした。(笑)

私も尾瀬の木道の破損部分で滑ってころんで捻挫、それでも花が見たくて一泊で歩き、
帰りに事故のところを通過したら治っていました。そばで事故を見た方が手配してくださったようです。
東電問題で尾瀬の管理はどうなるのでしょうね。
ただ、木道もぬかるみにはいいですね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-07-01 06:11
matsu_chan3 さま
イワツバメのスピードに追い付きませんでした。(笑)
セキレイは文句を言っているような子供が一人ぼっちに・・・・
反抗期だったかしら?(笑)
Commented by ikutoissyo at 2014-07-01 08:34
鳥との出会いが少ないので、こんな光景には憧れます。
鳥たちの動きを楽しみながら、カメラを構えるのは、難しいでしょうね。

一羽残ったセキレイ、寂しそうにみえますが・・・。
すねているのかしら?

初めて見た下のサンカヨウの独特の咲姿に、もうびっくり。
まだまだ知らないお花が沢山あるのですね。
又教えてくださいね。
Commented by hemi-kame2 at 2014-07-01 10:39
《声変わりと子別れ》

鶺鴒一家の1枚目
お母さん「この子たちとも別れなければいけないわね」
      「どの子が先か試してみようかしら」
と普段考えてることを声にださないで思いました。

2枚目
お母さん「もう、お前たちは大きくなったのだから、もうケンカをしないで!」
   「どっちが先に別れるか、今日はここで決めます」
子A「もう別れるの?オレ独り立ちできないよ、餌の種類もまだ良く分かんないし・・・」
とちょっと大人びた低い声で親に訴えていました。

3枚目
子B「私はまだ餌が上手く捕れないの」
   「お母さん、置いて行かないで」
どこかまだ幼声で真剣に訴えました。
お母さん「そうだね、雛のときお前はいつも餌もらいが遅かったからね」
そうつぶやいたと思ったら子Bと一緒に飛んで行きました。

4枚目
子A「チェッ、もう赤ちゃん声は出ないんだなぁ」
   「オレも大人かぁ、大人の実感ないけどなぁ、何か淋しいなぁ」
   「もう1回声が変わったら、その時は良い娘を見つけて歌を聞かせてやろうか」
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-07-01 21:50
ikutoissyoさま
昔は目が悪いことを理由に鳥と星には関心がありませんでした。
山を歩くと美しい鳴き声を聞きます。
そんな中、カワセミとまじかで遭遇し、たまたま友人が鳥に詳しくて鳥の図鑑を贈ってくれました。
ちょうど郵便の定額切手が鳥たちであることで、それらの鳥を見てみたいと思い、こうして楽しみが広がりました。
人生、最後までどんな出会いがあるかわかりませんね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2014-07-01 21:52
hemi-kame2 さま
「声変わりと子別れ」素敵なお話をありがとうございます。
写真に添えさせていただきました。
Commented by koneko3y at 2014-07-02 21:54
hemi-kame2 さんはこういう発想が豊かです。
楽しい会話がぴったりです。
私も、また頼もうかしら。
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